これは抑えておきたい!ワインについての豆知識

ワインは醸造酒に分類されるお酒

皆さんもお酒の種類である醸造酒と蒸留酒という言葉は聞いた事があると思います。
ではこの二つの違いは?と聞かれると『ウッ…』と詰まる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

醸造酒は原材料を酵母でアルコール発酵させてできたお酒の事で、ワインやビール、日本酒なんかはこの醸造酒に分類されます。
原材料はそれぞれ 「ワイン=果実」「ビール、日本酒=穀物」ですね!

蒸留酒は上記の醸造酒に蒸留という工程をはさむ事でできたお酒の事を指します。
蒸留させることでアルコール度数を高める事ができるわけですね。

そのためブランデー、ウィスキー、ウォッカ等の度数の高いアルコール類はこの蒸留酒に分類されています!
もう一つ、醸造酒と蒸留酒をベースに果実等の成分を加えたお酒を混成酒と呼びますが、リキュールや梅酒などはこちらの分類になります。

意外と知らないお酒の分類、ちょっとした時のための豆知識で覚えておくとちょっぴり幸せになれるかもしれません(笑)

ワインは大きく分けて四種類に分類される

ワインは果実を原料とした醸造酒である・・・という説明を先ほどしました。
しかしワインは製造方法の違いから、更に4種類に分類されています。

1.スティルワイン

こちらは「赤ワイン」「白ワイン」「ロゼワイン」と俗に言う一般的なワインですね!

2.スパークリング・ワイン

炭酸ガスを閉じ込めた所謂シュワシュワはじけるタイプのワイン。
シャンパンなんかが有名ですね!

3.フォーティファイド・ワイン

ワインの製造過程で、ブランデー等の蒸留酒を加えたワイン。
アルコール度数22%前後(一般的なワインは15%)とアルコール度数が高めなのが特徴です。
馴染みが薄いかもしれませんが、シェリーやポート等がこれに当たります!

4.フレーヴァード・ワイン

上記のスティルワインに果汁や薬草等を加えて風味付けしたワイン。
ヴェルモットやサングリアなんかはこの分類ですね!

ワインのおいしさはブドウの良し悪しで決まる!?

ワインの味わいは、作り方や気候などでも変わってきます。
ですが、やはり一番味に影響を与えるのは主役であるブドウの品質である事は間違いありません!

遥か昔からワインを造り続けてきたヨーロッパではブドウだけでも1000種類以上の品種があるそうです。
すごい量ですね・・・それだけ沢山の品種があれば巷に溢れているワインの種類も合点がいきそうです。

ブドウ毎にどのような違いがあるのか、代表的なブドウを3点ご紹介したいと思います。

1.カベルネ・ソーヴィニヨン

フランスのボルドー地方原産のブドウですが、今では世界中で生産されていてとても有名ですね。
お味の方はと言うと渋みの成分であるタンニンが強く、非常にズシッとした力強い味わいが特徴のワインになります。

2.ピノ・ノワール

こちらはフランスのブルゴーニュ地方原産のブドウですね。
あの最高級ワインの代名詞とも言えるロマネ・コンティもこのブルゴーニュ地方で作られています。
さて、最高級ワインの話は別として・・・ピノ・ノワールはと言いますと、カベルネ・ソーヴィニヨンと違いタンニンの少ないとても香り高いワインに仕上がるのが特徴です。

3.メルロー

こちらもフランスのボルドー地方原産のブドウですね!
こちらもタンニンは少なめで、まろやかな口ごたえのワインができるので近年ではとても人気の高い品種です。

まとめ

ワインについての豆知識になりそうなネタを書き連ねてみましたが、いかがだったでしょうか?
ワインについてサラッと知識を披露する事ができれば職場で鼻高になれそうですね!